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「老いとは、失うものだけじゃない。」50代のお客様の変化から感じたこと

こんにちは、Melluna PilatesのRenaです。

今日は、50代のお客様とのレッスンで改めて実感した
「年齢を重ねても、人は前向きに変われる」というお話をしたいと思います。

年齢を重ねると、どう変わる?

「老い=衰え」「できなくなることが増える」というイメージをみなさんも持たれているのではないでしょうか。

もちろん、加齢とともに筋力・柔軟性・神経の反応速度などは少しずつ低下していきます。
これは誰にでも起きる、自然な変化。

でもここで大切なのは、
「落ちるものだけ」ではなく「育つものもある」ということ。

ここでは年齢を重ねることで何が育つのか2つご紹介いたします!

①扁桃体は“ポジティブ方向”に傾きやすくなる
年齢を重ねた人ほど
・まぁいっか!っと小さなことにイライラしづらくなる
・小さな幸せに気づきやすくなる

実はこれ、私もすごく実感があって…
正社員時代、総合病院で働いていたとき、めちゃくちゃ怖かった上司がいたんですが(笑)
年々と丸くなっていたので「あれは扁桃体の影響だったのかな?」と、最近ふと思いました😂

②結晶性知能(経験で培われた知識(言語力、理解力、洞察力、常識))は伸び続ける
だから、気づく力・選ぶ力・理解する力がどんどん深まっていきます。
こうした“気づきの精度”が上がることで、若い頃よりも今のほうが 自分の身体や心の変化を受け取りやすくなります。

→ つまり、年齢を重ねるとは、「失う」よりも「深まる・澄んでいく」ことが増えていくプロセスなのだと私は思いました。

50代のお客様に見られる“気づきの豊かさ”

このお客様は、親御さんの介護のストレスや、膝や腰などの不調も抱えています。
でも、ピラティス後のポジティブな変化のアウトプットがとても多いんです。

  • 朝起きた時に首・腰の痛みがなかった
  • 肩が軽く上がるようになった
  • 深く椅子に座れるようになった
  • 歩くと股関節が動く感覚があった
  • 足裏でしっかり踏めているのがわかる

ひとつひとつの小さな変化を、きちんと言葉にして伝えてくださる。

これはまさに、結晶性知能の成熟と、扁桃体のポジティブ傾向がもたらす“大人の気づき”だと感じています。

そして、50代・60代のお客様と接していて思うのは…

多くの方は、筋力が弱いというよりも
「身体の使い方を忘れてしまっている」 だけということ。

長年のクセで肩が上がりやすかったり、
背中が丸まったまま固まっていたり、
呼吸が浅くなっていたり。

こうした “無意識の緊張” を手放せた瞬間、
身体は本当に驚くほど変わり始めます。

私自身も、年齢を重ねてから“動けるようになった人”のひとり

私は現在29歳で50〜60代の方に比べたらもちろん若いですが、
それでもピラティスを始める前は、
腰が痛かったり、
身体が硬かったり、
足が疲れやすいという悩みがありました。

でもピラティスを続ける中で
・長年の腰痛がぐっと減った
・柔軟性も上がり苦手だったエクササイズができるようになった
・ウィンドウショッピングをしても足が疲れにくくなった

という変化を経験し、

「歳を重ねても変われる」「身体の可能性は無限大」であることを肌で実感しました。

「老い=失うもの」ではなく「積み重なるもの」

50代でも60代でも、
身体は変われるし、心も変われる。

そして何より、
変化を受け取る感性はむしろ豊かになっていきます。

ピラティスを通して、
呼吸が深まり、姿勢が整い、
身体の動きが軽くなると、
日常の見える景色が変わります。

「まだ動ける今から始める」
これが、未来の自分への最大の投資です。

Melluna Pilates では
初めての方でも安心して受けられる体験をご用意しています。

ぜひ一度、あなたの身体が本来持っている力を一緒に取り戻していきましょう。

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